上越市(高田)の夏のイベントと言えば「ハスまつり」、今年はコロナ禍で多くの行事が中止になってしまいましたが、花はもうかなり咲いているようです。昔言われたような花が開くときの音はなく、一つの花の命は4日くらい、その間は主に雄しべの部分から馥郁とした香りが発せられます。ハスの仲間は北半球にハスとキバナハス(北アメリカ)の二種知られており、種子の寿命が大変長く、昭和26年に千葉県の検見川で地下6mの泥炭層の下で発掘された種子が2000年の眠りから覚めて桃色の優美な花を咲かせ、研究者の大賀一郎博士の名をとって「大賀ハス」と名付けられたことは有名です。根分けされた株は上越でも立派に育っており、ご存じの方も多いことでしょう。根、葉、蓮根には止血作用のある成分も含まれ生薬 として用いられます。

ハスはその典雅な姿が国や民族を超えて広く愛され、古代より工芸品の意匠、文学などにとりいれられ、また食べ物としても泥中に横たわる地下茎(蓮根)や種子が利用されてきました。特に中国では良質な蓮根をむっちりとした美人の腕(ひじ)に例えて「西施臂」と呼んで珍重されるとか。余談ですが、日本の蓮根料理は輪切りが普通ですが、彼の地では縦に千切りにして使うことも多く これで歯ざわりが一層良くなるとか・・お試しください。

そのほか蓮根や葉柄から採れる繊維で「藕糸織」を作り、ミャンマーでは現在でも高僧の着る袈裟などにされ、織布として仏画が描かれたり織込まれたりした例も知られています。

ところで私のハスについての最初の記憶は花ではなく、まだ青い花托に入った実を食べたこと、味はほっこり、薄い甘みとかすかな苦味。我ながら「食いいじ」のなんと強いことと呆れてしまいますが、小学校へ入るか入らない頃、家の前をリヤカーに積んだ菱の実と青い蓮の実を売りに来た人があり祖母が買ってくれました。この時の「お堀で採ったもんだわ。

お堀の蓮根は黒くなるから・・・」「お盆には必ず蓮の花を仏壇に供える」など、70年以上前に祖母から聞いた話も覚えているのは実に不思議です。このお堀というのは北城高校の前の外堀だと思います。整備された現在の景色からは想像もできませんが、昭和30年代の前半はまだ周りに田んぼが残り、かつぼ(マコモ)やヨシの茂る湿地で、クイナやバン、オオヨシキリなど水鳥の天国でした。いまこのような生き物の聖域がもし残っていれば・・と思うこと切ですが、開発・改良の名のもとに水湿地が真っ先に埋め立てられる昨今 望むべくもないのかもしれませんが。        (ハ)

 

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